9時起床。
凄まじい夢を見た。おそらく眠剤の副作用によるものだと思う。デエビゴにひどい夢を見せられたことは何度かある。初めて飲んだ時の夢は真っ暗な部屋でいつまでも黒い人影たちに襲われ続けるというものだった。金縛り状態で、ベッドごと持ち上げられて揺らされたり、BDSM系のビデオに出てくる全身ラテックススーツのような奴が馬乗りになって頭部を近づけてくることもあった。あれも大概だったけれど、今回見た夢には到底敵わない。
足の裏に顔ができる夢だった。文字通りの顔が右の足裏に生えていた。それも横向き。足の指のすぐ下に右目、かかとに左目、土踏まずのあたりに鼻があって、当然口もついている。老人のようなカッサカサに乾いた唇という嬉しい特典付き!何か喋っていた気もするが内容は覚えていない。

倉庫にも図書館にも病院にも似た巨大な空間を裸足のままいつまでも歩き回るのだが、歩くと足の裏の顔がスクイーズのように潰れる。一歩踏み出すたびに目玉が足の奥へ引っ込んでいくのを感じた。この巨大倉庫を徘徊して何かしらの食料品を探し、見つけたらその場で胡坐をかいて顔に食わせる。足の裏に飯を放り込むとたちまち消えていく。そして立ち上がり、足の裏で顔が潰れるなんとも気分の悪い感触に耐えながらまた食料を探す。これを繰り返す。ふと、あの顔にイラマチオを決めたらどうなるのだろうと考え、さっそくその場に座り込んだ。パンツを脱ぐまで気がつかなかったが、性器はフルに勃起していて、足の裏を股間に近づけると顔の方もすんなり口を開けた。
足の裏との口淫が始まると、唾が驚くべき勢いで分泌され始め、温かい粘液が俺のペニスを包み込む。しばらくはそのまま足の裏に舐めさせていたのだが、突然、何の前触れもなく、足の裏が俺のペニスを噛み始めた。この裏切りに強烈な不快感を感じ(痛みよりもそちらが圧倒的に強かった)悲鳴を上げ、足の裏の目を爪で搔きむしったり、なんとか口をこじ開けようとしたが、たちまちペニスは噛みちぎられてしまった。
俺のチンコが自分の足の裏に食われちゃった!
こっちは飯を与えてやった恩人だというのに。ひょっとすると、俺のペニスも一種のエサだと認識したのかもしれない。チンコを噛みちぎられたところでついに目が覚めた。足の裏で引っ込む目玉の感触はまだ残っている。バタイユ的だね。バタイユ的。これを言いたかった。正しいかはともかく。面白いので、夢のせいで精神がやられてこない限り悪夢を頻繁に見ることは医者に相談しないでおこうと思う。ちなみにかなりの強さで朝勃ちしていた。